September 2007
September 24, 2007
今日のお二人 〜 笑顔と涙 〜


お客様なのに、トモちゃんと呼びたくなる、かわいい、くったくのない笑顔が魅力的な女の子。 会話のたびに、にっこにっこして、ありがとうございます、と言葉を返してくれる。”ありがとう”が、こんなに心を癒すものなのかと感じたものです。



♪音楽が決まり、今日の本番を楽しみにしていてくれたお二人。 アキラくんは、少々緊張気味。 今日は披露宴内人前式。 お友達や、出席者に見守られての結婚式。 その音楽は厳粛にも、カジュアルにもアレンジできます。 ミュージシャンを目指していたアキラくんの選んだ曲は、”エリー・マイラブ”。 ステキな音楽にのって、緊張を破りたかったのか、両手を上げ、満面の笑みでご入場。 場内からは、わお〜! アキラ〜〜!!と歓声があがって、一気に和みました。
そして、トモちゃんとお父さまは、”China Roses”で、しっとりきれいにご入場。 お父さまは、やさしい笑顔で、アキラくんのもとへトモちゃんを送る。
そのつつまれる空気を思い出すと、涙がでちゃう。 とてもとてもあたたかい、なごみのなかで、結婚式が行われました。
オレンジ色のドレスでキャンドル。 その色がトモちゃんのほんわかとやさしい雰囲気にまた良く似合って。

このご披露宴は、まさしくお二人の人柄のタマモノ。 トモちゃんは、その笑顔で人を癒し・・・と、エピソードを聞くたびに、本当にこの子の素直さ、透明さ、可愛らしさ、やさしさに胸が熱くなって、なんか泣けちゃうのです。
音量を考えながら、お手紙を聞きながら花束へ。 Bank Band”の”糸”。トモちゃんは声をつまらせながら、頑張って読みました。 一番きれいにしてあげたいシーンです。 あちらこちらで、感動のグシュグシュが。(> <。)

笑顔もいろいろ、太陽のようにサンサンと光をふりそそぐひまわりタイプや、おとなしく微笑むひなげし?タイプ。





September 22, 2007
9月のサウンドレター2 〜夏の終わりのハーモニー


いつになったらこの暑さ

季節は秋のはずなのに・・と思っていたら、懐かしい曲が、聞こえてきた。
♪夜空を・・ただ さまようだけ・・。

だれよりも、あなたが好きだから・・。”夏の終わりのハーモニー”。

♪ 今日のささやきと 昨日の争そう声が
二人だけの恋のハーモニー

夢もあこがれも どこか違ってるけど
それが僕と君のハーモニー

夜空をたださまようだけ 誰よりもあなたが好きだから
ステキな夢 あこがれを いつまでも ずっと 忘れずに

今夜のお別れに 最後の二人の歌は
夏の夜を飾るハーモニー

夜空をたださまようだけ 星屑のあいだをゆれながら
二人の夢 あこがれを いつまでも ずっと 思い出に

真夏の夢 あこがれを
いつまでも ずっと 忘れずに ・・・・
これは、二人がけんかしたこともあった夏の思い出を、それも二人のハーモニーだと歌っているのか・・。それとも、誰よりもあなたが好きだけど、夏は終わり・・。思い出を忘れない・・と歌っているのか。
びみょーですが、勝手ながら私は前述と解釈しました。
でもどんな意味でも、美しいメロディなので、是非お聞かせしたい。
お名残惜しゅうございますが、この夏も、そろそろおひらきとさせていただきたいですね・・・。


September 12, 2007
9月のサウンドレター〜誰も寝てはならぬ

プッチーニが最後に書いたオペラ ”トゥーランドット”より ♪「誰も寝てはならぬ〜Nessun Dorma」。 冬季トリノオリンピックで、荒川静香さんが舞い、この曲は一気に有名になりました。 パヴァロッティが歌ったトゥーランドットをご紹介しましょう・・・。




そこで王子は、姫に謎かけをします。「私の名は誰も知らないはず。夜明けまでに私の名を解き明かせたなら、この命を捧げよう」
トゥーランドット姫は、家来を総動員し、王子の名前を何としても見つけよ!〜今夜は「誰も寝てはならぬ」と命令します。 やがて王子を愛するリューという女が捕らわれ、拷問にかけられますが、リューは王子の名を明かすことなく、剣を奪って、自らの命を絶ってしまうのです

王子は、強引に姫にキスをして、自分の名前をそっと打ち明けます。 王子を愛するリューの献身愛と、王子の情熱に心を打たれたトゥーランドット姫は次第に心を開き「彼の名は『愛』です・・」と宣言。 二人は結ばれます。

カラフ王子は、トゥーランドット姫が自分のものになると自信を持って、このアリアを歌うのです。 静かな中に情熱があふれる、心ふるわす美しい名曲です。
すやすや眠っておりますが、サラ・ブライトマンバージョンもとてもすてき。d('‐^*)
このオペラは未完成のまま、プッチーニは他界しちゃったのだそうです。


